ご挨拶


認知症患者462万人・軽度認知障害(MCI)400万人(2013年)と言われており、2025年には認知症患者は700万人に上るとされる深刻な状況の中、高齢者の認知症発症数の急激な増加は大きな社会問題となっており、早期診断・早期対応の仕組みが必要とされています。

 

私共が進める美しい脳プロジェクト「脳のいきいき健康教室」は、内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)「脳情報の可視化と制御による活力溢れる生活の実現」(プログラム・マネージャー 山川義徳)の2015 年度「Healthcare Brainチャレンジ」に入選いたしました。脳の活性化プログラムとしてはもちろん、計測結果を評価するアセスメントツールとしても汎用性が高いことを審査員から高い評価をいただきました。

 

ImPACT入選を機に、主軸の「CogEvo」の本格的な普及を目指し、新たな事業展開の可能性を考えて、株式会社トータルブレインケアを2015年11月に設立いたしました。

 

従来の認知症の進行を緩やかにするだけで無く、積極的に改善を目指した取組みや予防策が求められている中、「CogEvo」は認知機能の状態を可視化し、簡易にアセスメントとトレーニングできるツールとして大学、医療機関、高齢者施設などでの導入が進んでいます。

 

現在、産官学での仕組みをすすめ、さらなるエビデンスの構築にも取り組んでおります。

「CogEvo」を多くの皆様にご活用頂けるシステムとしてご提供させて頂き、健康寿命の延伸に寄与して参ります。

 

株式会社トータルブレインケア

代表取締役社長 河越眞介